せかいのはじっこ

ただいま。
そしてあけましておめでとう。

今年の新年はアフリカの南の端っこ
ケープタウンで迎えました


日本の年越しは、静かに、やさしく迎える
冬だからかな。


向こうの年越しは夏。
夏の年越しって、なんだかとても違和感があった
年末、という気分に慣れなかった


ケープタウンは港町
カウントダウンは、海辺のショッピングモール街
いたるところでライブや大道芸のパフォーマンス


年が変わる瞬間を、花火が上がる瞬間を、今か今かと待つたくさんの人。
なんだか寂しかったので、その人々に紛れ込んで座ってた。


新年。
花火。
口々にハッピーニューイヤー。
抱き合う。
俺もとなりのおばちゃんと抱き合う。


花火が上がるたび、
ハッピー!
っていうのが、なんか楽しかった。
なんで、そんなにハッピーなのだろうか。
たかが年が変わったぐらいで。
素敵だ。
1時間ごとに世界のどっかで年が明けて、せかいのどっかのみなみなさまが喜び合う。
新年を迎える人類の一体感って、すごい。


初詣は、喜望峰
せかいのはじっこの一つ
かのバスコダガマが通り抜け、新世界にたどり着いた場所
まあ、よう知りませんが。


世界の端っこは、大荒れでした
人って風で飛ぶんだね


日本は、遠い。