プレイバック
気持ちのよい思い出を思い出したので、久しぶりに文章を書いてみよう。と。
大学に進学が決まり、家からの通学は難しかったのでアパートを探していた高3の3月。
よさげな物件は、早めに動き出した奴等めがあらかた掻っ攫っていった後だったので、若干焦りながら不動産屋に駆け込み、アパートを見に鶴川へ向かってた。
ちょっとしたさみしさと、膨らみ過ぎる夢をみながら
小高い丘の上にある物件に向かう途中。
80分MDの中に入れた、4倍録音に引き伸ばしたアルバム。
友達に教えられて、何とはなしに聴いていたのだけど、そのときは耳に歌詞が入ってきた。
君がいるかな 君とうまく話せるかな
まあいいか
でもすごく辛くなるんだろうな
その頃は、クラスメイトの美穂さんが好きだった。
からっとしててかわいい奴だった。
美穂さんと話すのが好きだった。
美穂さんがくれる干し無花果が好きだった。
そのときの気持ちと、風景と、うたと、1セットになってすごく、印象的に心に残ってる。
それ以来その曲はとても好きだ。
思い出したら、思い出になる。
という言葉を拾った。
本当は情けない弱音をでろでろしようと思って開いたのですが、別にそれで状況が整理されるわけでもないので楽しいことを思い出そうとね。
自分の思いの丈を綴るの、前以上に下手になったなあ
そして朝になったら恥ずかしさでのた打ち回りながら削除しそうな文章だ笑。